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Column 読みもの

ハンドメイド作家 島津順子さんの働き方(下)女性が笑顔で活躍できる社会をつくる。

interviewmaku(まーくー)島津順子さん / ハンドメイド作家

徳島県出身、静岡県浜松市在住。男の子と女の子の2児の母。タウン誌の編集部で営業、マーケティングなどに携わり、編集長も経験。2007年より「maku」として作家活動を始める。「おくりもの」をコンセプトにしたママ&子ども向けアイテムが人気。イベント出店の他、まちなかのAnyにてツキイチSHOPを実施。ライターやセミナー講師としても活躍している。


人生という時間の使い方を考える

週休3日と聞くと、「働き方」ととらえる人も多いですが、有限の人生において、どんな時間の使い方をするのか考えるきっかけにもなると思います。それはつまり、「どんな人生を送りたいのか」ということでもあります。

子どもが生まれてからは時間の使い方にとてもシビアになりました。独身時代は無限に時間があると思っていました(笑)でも子どもが生まれると、自分の時間はゼロなんですね。トイレにも行けないし、予定通りスーパーにも行けない。子どもが1時間寝たら何ができるか、事前に考えて行動していました。

子育て経験のあるお母さんは段取り上手で、仕事ができるというイメージです。クリエイティブな仕事はクオリティを際限なく求めて、労働時間が長くなりがち。一方で、スピードはクオリティという言葉もあります。

納期など、時間が限られる中でいかにいいものをつくるか、それがプロに求められること。私、ずっとつくることが好きだと思っていたんですが、大量に作品をつくらなくちゃいけないときがあって、それがとても辛くて。そのとき、ひたすらつくるって好きではないんだなと気づきました。

自分で大量生産したい訳ではないと。

生地の組み合わせを考えたり、アイデアを加えた作品を通して、誰かを喜ばせることが好きなんだと。つくるのが好きだったら、縫製工場に見積りを取らないですし(笑)

仕事に対するモチベーションってどんなものですか?

お客さまに「ありがとう」と言ってもらえるのは、やはりうれしいですし、モチベーションにつながります。あと、子どもたちに自分の働いている姿を見せたいというのもあります。

働いている姿?

仕事って楽しそう!と思ってもらいたいんです。仕事が嫌だなと思いながら働く、疲れた大人にはなりたくない。そんな大人を学生時代に見て、働くのが嫌になったこともありますし。だから子どもには、ワクワク、充実した姿を見せたいんです。好きなことをしてお金ももらえて、喜んでもらえるなんて最高じゃないですか(笑)

そんな風に思う原体験とかあるんですか?

私のおじいちゃんが、ほうき職人だったんです。手で細かく編んで、木の棒を差して針でぐっと縫う。そんな姿を見ているのがとても好きでした。だから同じように、子どもに働く姿を見せたいのかもしれないですね。

週休3日が心のゆとりを生む

島津さんは週何日お休みですか?

基本的に週休2日です。インプットの時間もあるので週休3日と言えるかも。主人が学校の先生をしているのですが、週末も部活でとても忙しそうだから身体が心配で。先生に限りませんが、誰だって忙しすぎるより、適度な休息やスキルアップの時間を持てる方が理想的ですよね。

週休3日の働き方についてどう思われますか?

お母さんにはうれしいと思います。小さいお子さんがいると、がんばってがっつり働くか、あきらめるかの2択しかない。でも、もっと子どもと過ごしたいなとか、やっぱり働きたいなとか、その中間を求めるお母さんもいると思います。そんなとき、週休3日のような自由な働き方があるのは理想的ですね。

浜松は元気で活動的なお母さんが多いから、お母さんが気持ちよく働ける社会になったら素敵ですよね。もちろん大変なこともありますが、好きなことをしていると、子どもにも優しくできるし、旦那さまとも仲良くできる(笑)週休3日はそんな心の余裕を持てる働き方、生き方なのかもしれませんね。

島津さんのお話を伺っていると、社会への関わり方や働き方で、生き方が前向きにも後ろ向きにもなるんだなと改めて感じました。
makuさんのアイテムもwebサイトもとても素敵です。まずは一度、webサイトをご覧ください。makuサイト

写真・取材・記事:大杉晃弘(写真と、企み

ハンドメイド作家 島津順子さんの働き方(上)「自分の好きなことを仕事にしたい。」

(03)収入比較、一般正社員とパートと週休3日正社員  ~キャッシュフローで収支を比較~

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