週休3日正社員の働き方に転職して、叶えられた3つのこと
こんにちは、静岡県浜松市で週休3日正社員として働いているひおです。これまで週休2日制の働き方をしていた私が、週休3日制の働き方に変える転職をして、一年以上が経ちました。
▽私が週休3日正社員を選択した経緯はこちら(株式会社週休3日の記事より)
過去の記事を見ると、私が週休3日の働き方を選択した理由は、この3つだったようです。
- 子どもの頃から夢をみていた「書く仕事」へ挑戦したい、
- 会社以外のコミュニティへ参加して、視野を広げたい、
- たまには夫やこどもの目がない昼間にダラダラしたり、平日にゆっくりランチに行ったりしたい(笑)
なかなか正直にぶっちゃけていますね。(特に3つ目)。果たしてこれらのやりたいことは1年を経て、きちんと叶えられたのでしょうか?
今日は、これら3つについて、どうだったかについて振り返っていきたいと思います。
1.書く仕事への挑戦
これは、叶えることができました。今現在もこうして株式会社週休3日さんのブログを書かせていただくことができていますし、ローカルメディアの記事も書かせていただいておりました。
現在は、ライターとして文章を書くだけでなく、前職で培った経験や知識を活かして、SNSの運用支援や、ITツールの導入支援や使い方レクチャーなど、ほんとうになんでもやらせていただいています。
2.会社以外のコミュニティへ参加して、視野を広げたい
これは、思ったほど叶えられませんでした。理由は、コロナの感染拡大防止の関係で、多くのリアルイベントやセミナーが開催されなかったからです。その代わり、オンラインセミナーやイベントには多く参加しました。おかげで知識を増やすことができて、本業の仕事にも役立っています。
また、副業で関わる企業は、それぞれ業種も規模も違い、本業とかけ離れたジャンルですので、色々な業界の情報に触れることができました。視野はおそらく広がったと思います。
3.平日のおひとり様時間について
これは、叶えられました。というより、叶えました! 友人とのランチや、ひとりでの遠出ランチなど、子連れではいかないカフェにも行きました。あとは、映画やひとりショッピングなど。あんまり副業を忙しくしてしまわないように気をつけながら、おひとり様時間を確保しています。こういうゆとりや充電時間は、日常で本当に大切なことですよね。学びや成長も大事ですが、自分の心や身体のメンテナンスに手間をかけることは、長い目でみると得るものが多いのではないでしょうか。
週休3日正社員として働く会社(転職先)との関係性
週休3日正社員として働き出して、初めに考えていた「やりたいこと」は、概ね達成できました。一方で、新しい働き方となり、会社との関係性はどうなのか? という点についても触れておきたいと思います。
まず前提として、弊社には、時短勤務やパートタイムの方はいらっしゃいますが、週休3日正社員で働いているのは、私だけです。けれども、リモートワークの環境が整っており、残業も少なく、有給も取りやすい環境の会社です。
私が週休3日であることについても「ひおさんはこういう働き方の人」と尊重されているように感じています。
仕事量に関しては、誰かに調整してもらっているわけではないので、その点に関しては、自分自身でのコントロールが必要になってきます。やること、やらないことの判断は常にしているような状況です。
そう言った私の業務努力もあってか、周囲の方をはじめ、会社との関係は良好です。これが、必要な仕事をやり切れず、常に他の方にフォロー頂かないといけない状況だったら、周りの人や会社との関係性は、よくなかったかもしれませんね。
週休3日正社員を採用する企業のメリット
「私を雇った会社にとってのメリットはなにかなあ」と考えてみたのですが、やはり、「フリーランスの業務の一環で知りえた情報や人とのつながり」だと思います。
例えば、フリーランスの時間で受講したセミナーの知識は、本業でも役に立ちます。(便利なITツールの情報や、マーケティングのトレンドなど)
また、フリーランスで知り合った方が、じつは本業でも関りがあったりということもありました。
2つの顔がある分、私の中で業務への引き出しが増えた感覚があります。こういう人材は、会社にとっても貴重なのではないでしょうか。
なぜなら、業務外での知識や、コミュニティでのつながりは、会社の研修だけではなかなか教育できません。結果としてですが、弊社は社員の私に「プラス1日」を与えることで、業務研修だけでは賄えなかったスキルを身に着けてもらうことができたということです。
これは、企業にとって「週休3日」の制度を用いる大きなメリットになるのではないでしょうか。
これからも週休3日正社員で働いていくか?
当初は、わりと安直にやりたいことを掲げて、週休3日正社員に転職しましたが、予想以上に、実りのあるスタイルで働くことができていると思います。ただ、しばらくは、このスタイルを続けたいと思っていますが、この先ずっとかと言うとまだ分かりません。
今の会社にフルコミットしたい! と思うかもしれませんし、
100パーセントフリーランスの立場でやりたい!って思うようになるかもしれません。
とはいえ、週休3日制の働き方は、自分のやりたいことや願いを加速させてくれました。また私個人だけでなく、企業としてもメリットがあるのではないかと思わせてくれました。
週休3日の働き方は、これからどんどん増えてくるのではないでしょうか。ライフスタイルは人それぞれです。画一的な働き方だけでなく、週休3日制も働き方の選択肢の一つとして、一般的になることを願っております。