選択制週休3日制で休みも収入も増やすコツ
こんにちは、静岡県浜松市で週休3日正社員として働いているひおです。私は1年半ほど前から、週休3日制の働き方をしていますが、その頃に比べて、最近は選択制週休3日制を導入する企業が増えてきたなと感じています。
みなさんは、勤務先で選択制週休3日制の制度ができれば積極的に選択したいと考えますか?
株式会社週休3日で行った働き方アンケートによると、Z世代やミレニアム世代は、週休3日制が実現するなら給与が8割でもいいと回答しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000086809.html一方、株式会社マイナビが行った「週休3日制の意識調査」によると、40〜50代では「給料」を重視する割合が高く、給与が減る場合は選択制週休3日制を利用したくないとの結果が出ました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001568.000002955.html
労働者にとって、給与はとても大切な問題です。これらの調査結果でも分かる通り、家庭があり、子どもの教育資金に費用の掛かる40〜50代にとっては、給与が減る働き方を選択することはなかなか難しいことです。
けれども、週休3日制になることで、収入が上がる可能性があったならいかがでしょうか。
7つの収入源を意味するセブンポケッツとは
「セブンポケッツ」という言葉を聞いたことがありますか? これは、7つの収入源という意味合いで、複数の収入源をもつことで、安定した生活ができるという考え方です。
収入源の例としては、下記があげられます。
- 給与の収入
- 副業の収入
- フリマアプリやオークションの収入
- アフィリエイト
- 株式投資
- 投資信託
- 家族の収入
他にも、SNSや動画コンテンツでの広告収入や、ポイントサイトなどでのポイ活など、企業で働く以外に、収入を得る手段はたくさんあります。とはいえ、多くの人はフルタイムで時には残業もしながら働いている中で、これらの収入源を得るために活動することは難しいのではないでしょうか。
セブンポケッツを実現するためにプラス1日を確保する考え方
フルタイムで勤務する日常の中で7つの収入源をつくる準備は難しいですが、もし週に1日自由に過ごせる日があればどうでしょうか。
自由にできる1日があれば、例えば午前中は投資の勉強を行い、午後は家の片付けをしてフリマアプリに出品するなど、勤務以外の手段で収入を得る事に向けて、自分のペースでチャレンジできるのではないでしょうか。もっと頑張るなら、自分の持っているスキルを棚卸して、副業にチャレンジしてみてもいいでしょう。
このように、疲れた体を休めたり、家族と過ごす休日の他に、自分自身に使える日があれば、給与以外の収入源を得る準備が進められるようになります。
そうすれば、週休3日のライフサイクルになることで、収入が減るのではなく、逆に他の収入源を得て、より収入をあげることだって可能です。
実際、私の場合は週休3日の働き方になってからの方が収入があがりました。私は正社員として週休3日の働き方ができる会社へ転職したので、給与に関しては、前職とほぼ据え置きで交渉を行い、その上でプラス1日を活用して副業としてライターを始めました。副業以外にも投資もやってみたいと思い、投資について自分なりに勉強して、平日休みに銀行に相談をしに行ったりしました。
おそらくこれまで通りフルタイムで働いていたら、挑戦しなかった事だと思います。
週休3日制での働き方
プラス1日を充実させるためには、勤務をする週4日の過ごし方も大切です。私の場合は、8時間/日×4日の就業時間ですので、以前の勤務先に比べて稼働時間が少なくなりました。
そのため、限られた時間の中でいかに成果を出すか?という事を考えて、常に優先順位をつけて動いています。このように言うととても難しいことのようですが、考え方としてはシンプルで、「締切」や「後工程」があるものの優先順位を高くして、それ以外の物は、「やる」か「やらないか」を決めて、期限を設けます。
なるべく、決まった時間内でやることを意識しています。週休3日の働き方にしたのに、残業が増えてしまったり、休日にやることになっては、残念ですので。あと、やはり周りの理解も重要かと思います。週休3日で働いて、その中でやるべきことをきちんとやっていると、自他ともに共通認識を持っていないと、働き辛くなってしまいますから。
選択制週休3日制は、目的ではなく手段
ライフワークバランスや働き方改革の名の下、選択制週休3日制を導入する企業は増えてきていますが、仕組みを導入して、社員を枠組みにはめることを目的にするのは本末転倒です。
選択制週休3日制は、社員に心身と経済的にもゆとりをもつ選択肢を用意する仕組みです。社員たちにとっては、プラス1日の時間を得たことで、自分がどう生きていきたいか向き合うきっかけにもなると思います。
今回は、収入面における備えについてお伝えしましたが、プラス1日をどう使うかは、あなたの自由です。
週休3日の働き方でプラス1日を得ることができれば、子育て世代は子どもと過ごす時間に少し余裕を持てますし、趣味や夢がある人は、没頭できる時間を手に入れることができます。それは、お金には代えがたい大事な価値があるでしょう。
また企業にとっては、限られた時間の中でもパフォーマンスを出せる人材を確保できるきっかけにもなると思います。
選択制週休3日制の導入は、仕組みとしての目的ではなく、働く人と企業がよりゆとりをもって生きていけるための手段であってほしいですね。
まとめ
今回は、選択制週休3日制で休みも収入も増やすコツとして、セブンポケッツのことやそのためにプラス1日を使うことについてお伝えしました。
週休3日制になると給与が減るのではなく、週休3日でないと、給与をもらう以外の収入を増やす準備が出来ないのではないかと個人的には思います。
価値観は人それぞれです。画一的な働き方だけで凝り固まるのではなく、週休3日制も含めた多様な働き方が増えていくことを願っております。
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